お知らせ

申告期の挨拶 ~ 消費税の確定申告を終わって ~

aisatsu2007_01.jpg陽春の候、会員の皆様には、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、去る3月17日に所得税、3月31日には個人消費税の確定申告が終了致しました。本年は、申告期を円滑に運営するため、委員会等で指導計画等を十分にご検討いただき、指導日の2日間の増加を図り主に指導予約期間の拡充を図りました。その結果、概ね前年度より待ち時間は短縮することが出来ましたが、事務局の狭隘等のため、会員皆様に多々ご不便をお掛けしたこともあったかと存じます。何卒ご容赦の程お願い申し上げます。

ところで、19年度の指導状況の概要は、下記の通りですが、所得税指導では来所者4,052件、指導件数3,282件、申告書提出件数3,178件となりました。一方、複式簿記による65万円の青色申告特別控除利用者は966件で昨年並みの結果となりました。

また、消費税指導は3月31日まで実施し、指導件数は518件でした。今回は、免税点の大幅引き下げ後3回目の消費税申告期となりましたが、3月 17日迄に消費税の申告を終られた会員さんは310件でこれは全体の59.8%にあたります。尚、今回も昨年に引き続き3月19日以降の本則課税による消 費税申告指導期間については、東京税理士会杉並支部の先生方のご協力を頂き、申告書のチェックをして頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

一方、この期間税務署内において実施致しました「青色(申告説明)コーナー」では、昨年を58名上回る433名の新規青色申請者が生まれ、新たな会 員仲間も昨年を12名上回る327名迎えることができました。署の指導会場が着席から立席に変更になり、指導会場と青色コーナーの間にパテーションが設置 されるなど、新しいレイアウトでの試みのなか、このような成果を挙げられたことは、これも偏にご多忙の中、ご協力いただいた役員皆様のご協力の賜物と厚く 感謝申し上げる次第です。

ところで、本年度総会は、昨年導入いたしました「代議員制度」による第一回目の総会となります。社団法人として円滑な運営を行ってまいりますので何卒ご協力をお願い申し上げます。

最後に本年度も、わが申告会が、会員皆様の要望に応えると共に、地域社会発展のお役に立てるよう努力してまいる所存ですので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

社団法人 杉並青色申告会
会長 高橋 新一郎

確定申告指導状況
(1)所得税指導期間は48日間
本年度は1月17・18日を「役員指導期間」1月21日~3月8日までの38日間を「予約制指導期間」、3月10日~3月17日までの7日間を「先着順指導期間」、3月19日~31日までの9日間を「消費税指導期間」として実施致しました。
(2)65万円控除利用者は966件
本年の65万円控除利用者は966件で昨年対比68件のマイナスではあるものの、特筆すべきは、昨年度入会された会員のうち65万円控除利用者が対前年比6.8%アップした点です。新たに複式簿記を習得された方々には敬意を表する次第です。
(3)消費税の指導状況は518件

一昨年度の税制改正により、消費税課税事業者が拡大し指導件数は518件で昨年の514件を上回りました。

平成20年4月