お知らせ

平成21年分所得税・消費税の確定申告の御礼

takahashi.jpgさて、去る3月15日に所得税、3月31日には個人消費税の確定申告が終了致しました。
本年も、申告期を円滑に運営するため、委員会等で指導計画等を十分にご検討いただき、指導の充実を図りました。
その結果、全般的に申告期は順調に推移しましたが、事務局の狭隘等のため、会員皆様に多々ご不便をお掛けしたこともあったかと存じます。何卒ご容赦の程お願い申し上げます。

ところで、21年度の指導状況の概要は、裏面の通りですが、所得税指導では来所者4,015件、指導件数3,649件、申告書提出件数3,340件となりました。一方、複式簿記による65万円の青色申告特別控除利用者は1,190件でした。これも偏に会員皆様のご協力の賜と感謝致します。
また、e―TAXは住基カード発行開始2年目の年となり、会員の皆様には、事前に会報等でe―TAX利用希望を伺いましたが、利用件数は25件(自己送信分)という結果になりました。今後のe―TAXの普及に向け課題が見つかった年でもありました。

そして、消費税指導は3月31日まで実施し、指導件数は526件でした。3月15日迄に消費税の申告を終られた会員さんは420件でこれは全体の79%にあたります。
尚、今回も昨年に引き続き3月18日以降の本則課税による消費税申告指導期間については、東京税理士会杉並支部の先生方のご協力を頂き、申告書のチェック並びにe―TAXの代理送信をして頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

一方、この期間税務署内において実施致しました「青色(申告説明)コーナー」では、386名の新規青色申請者が生まれ、新たな会員仲間も215名迎えることができました。
税務署では初回来所型e―TAXの普及拡大を図る中、このような成果を挙げられたことは、これも偏にご多忙の中、ご協力いただいた役員皆様のご協力の賜物と厚く感謝申し上げる次第です。 ところで、ご承知の通り、去る3月19日〔金〕中野サンプラザにおいて公益社団法人申請に向け、第1回臨時総会を開催し、左記の議案が満場一致で承認可決されました。

社団法人杉並青色申告会会長 髙橋新一郎

確定申告指導状況

所得税指導期間は46日間

本年度は、1月15日を「役員指導期間」、1月18日~3月6日までの39日間を「予約制指導期間」、3月8日~15日までの7日間を「先着順指導期間」3月17日~31日までの10日間を「消費税指導期間」をして実施致しました。

65万円控除利用者は1,190件

本年の青色申告特別控除65万円の利用者は、1,190件で、昨年対比11件のマイナスとなりました。これは、例年実施している記帳確認指導会が浸透してきたことがあり複式簿記で記帳する者が増加しましたが、景気低迷の影響により損失申告者が増えたことが要因と思われます。

消費税の指導状況は526件

消費税の指導件数は526件で昨年対比4件のマイナスとなりました。
景気低迷の影響によると思われます。